クラブの給料はどれくらい?給料システムや相場、月収を徹底解説

クラブの給料はどれくらい?給料システムや相場、月収を徹底解説 01

クラブの給料システムは、キャバクラやスナックとは異なる独特な仕組みになっており、日給制やバック制度、さらには売上折半制など、様々な報酬体系が存在しています。

以下ではクラブの給料システムの基本から、高級クラブ・ミニクラブなどタイプ別の給料相場、そして実際の月収例まで、クラブの給料に関する情報を徹底的に解説していきます。

これからクラブで働きたいと考えている方、今のお店から転職を検討している方も、ぜひ参考にしてください。

クラブの給料システム

クラブの給料は「時給制」ではなく「日給制」が一般的です。

クラブでは基本的に開店からラストまで働くスタイルなので、時給制ではなく日給制になっています。

ただしすべてのクラブが上記のような形ではなく、時給制のお店や、終電で帰れるお店もあります。

日給プラス歩合給がもらえるお店もある

日給に加えて、歩合給(バック)がもらえることもあります。

主なバックは以下の通りです。

・同伴バック(2,000円〜5,000円程度) ・ボトルバック(売上の5%〜20%程度)

・指名バック(1,000円〜3,000円程度)

ヘルプとして働いている間はバックが全く入らないお店も多いものの、係になるとお客さんが使った金額に応じて給料が決まる売上折半制に変わります。

ノルマで給料は変わる?

クラブによってはノルマが課せられる場合があり、高級クラブではノルマがあることが多いですが、小規模なクラブではノルマがないお店もあります。

以下のようなノルマがあります。

・同伴ノルマ

 ・出勤日数ノルマ

 ・売上ノルマ(ヘルプには課せられないのが一般的)

特にクラブでは、同伴ノルマに力を入れているお店が多い傾向があり、月に数本の同伴ノルマを達成できないと減給や出勤調整をされることもあります。

クラブは「指名してくれるお客さんがいる=売上がある」という完全な実力主義の世界です。

ノルマを達成できないと、お店から実力不足と判断される可能性があります。

逆に言えばノルマを確実に達成することが、給料アップの近道です。

クラブの給料はどのように計算される?

ヘルプ嬢の場合

クラブに勤務するヘルプ女性の給料は、容姿・出勤日数・ヘルプ貢献度・売上・その他の5つくらいの要素で決まってきます。

要素内容給料への影響
容姿と出勤日数お店の客層に合った容姿。週に出勤できる日数給料ベースとなる基本要素。容姿が客層に合い、出勤日数が多いほど高日給
ヘルプ貢献度ママや売上嬢の席での活躍度。お客様の来店回数増加への貢献同伴回数やヘルプとして呼ばれる頻度が評価対象
売上自分のお客様を持っているか純売上10万円につき日給2千円程度アップ。売上があるほど高日給設定
その他要素語学力・高学歴・大手企業での職歴など付加価値的な要素として日給に反映される場合あり

容姿と出勤日数

クラブでの給料ベースとなる基本的な要素は容姿と出勤日数です。

お店の客層に合った容姿を持つ女性には高い日給が設定される傾向があります。また、週に出勤できる日数が多い女性ほど高日給になる傾向が見られます。

ヘルプ貢献度

ママや売上嬢の席でどれだけ活躍し、お客様の来店回数増加にどれほど貢献しているかが評価の対象となります。同伴回数やヘルプとして呼ばれる頻度が判断基準となります。

売上

自分のお客様を持っていれば高く評価され、純売上10万円につき日給2千円程度アップしていく仕組みとなっています。

売上がある女性ほど、お店の実質的な負担が減るため高い日給設定となる傾向があります。

その他要素

語学力・高学歴・大手企業での職歴などといった付加価値的な要素なども日給に反映される場合があります。

売り上げ嬢の場合

売り上げ嬢とは、指名してくれるお客様を多数抱えている人気の高いホステスです。

売り上げ嬢の場合、以下のような給料システムになっています。

項目内容
個人売上自分の顧客の売り上げから、税金やその他の必要経費を差し引いた金額の40%から60%程度が給料として支払われる
契約金売り上げ嬢の中には契約金が支給されるケースがある。将来的に生み出すと見込まれる売上金額が高いほど、契約金も高額になる傾向がある

個人売上

売り上げ嬢の場合、給料の計算方法は日給制ではなく、実際にお客様が支払った売上金額を基準として決定されます。

売り上げ嬢は自分の顧客の売り上げから、税金やその他の必要経費を差し引いた金額の40%から60%程度が、給料として支払われます。

契約金

また、売り上げ嬢の中には契約金が支給されるケースがあります。 この契約金の金額は、その女性が将来的に生み出すと見込まれる売上金額が高ければ高いほど、それに応じて契約金も高額になる傾向があります。

クラブタイプ別給料相場

クラブのタイプに分けて、

クラブタイプセット料金給料相場特徴
ミニクラブ1万円~2万円時給3,000円~4,000円終電でほぼ帰ることができ、週2回くらい出勤の方でも採用可能
アットホーム系(中間)クラブ2万円~3.5万円日給1.6万円~2万円同伴・売上・指名・ドリンクバックなど別途報酬あり。高級クラブに比べると比較的楽に働ける
高級クラブ3.5万円以上日給2.5万円~8万円ヘルプ貢献度により日給が上昇。1年で倍以上稼げるようになる女性も多数。売上女性は年間数億円稼ぐママさんも。頑張った分だけ稼げる実力主義

高級クラブの報酬体系と計算方法

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銀座を代表とする高級クラブでは、基本的な報酬体系として日給制が広く採用されています。

給料の相場としては、1日あたりおおよそ3万円から5万円程度の範囲内での支給となることが多いのですが、この金額は全員一律で同じではありません。

女性個人が持つ容姿の良さや魅力度、さらにはお店側が今後期待している将来的な売上への貢献度や成長の可能性、そして現時点での接客スキルや経験値などといった様々な要素によって、大きく変動する仕組みになっています。

売上スライド

銀座エリアに位置する高級クラブにおいては、一般的なキャバクラなどで見られるような指名料や同伴バックといった細かい報酬システムは設けられていません。

その代わりに「売上スライド」と呼ばれる、銀座クラブ特有の独自性の高い給料システムが広く採用されているという特徴があります。

これはホステス個人の純売上金額が10万円増加するごとに、それに連動する形で日給が2000円ずつ段階的に上昇していくという明確な仕組みになっており、売上実績が直接給料に反映されます。

このシステムによって、自分自身の実力や日々の頑張り、そしてお客様獲得への努力次第で、着実かつ確実に給料を増やしていくことができ、高級クラブのホステスが実力主義の世界であるとわかります。

純売上

お客様が実際にお店で飲食やサービスを利用されてお支払いになった金額が仮に10万円であるという場合、そこからお店の運営に必要な諸経費やドリンク原価、さらには消費税などの各種税金などを差し引き、最終的に計算される純売上の金額はおおよそ5万円程度とされ、これが純売上です。

これが高級クラブの標準的な計算方法です。

約定

売上スライドが実際に開始される基準となる最低売上金額のことを、業界用語で約定と呼んでいます。

この約定として設定されている金額に満たない売上実績しか上げられなかった場合には、通常のスライドとは逆方向に作用する形で日給が下がっていくという逆スライドと呼ばれる仕組みが適用されます。

具体的な計算方法としては、純売上が10万円減少するごとに、それに応じて日給がマイナス4000円ずつ段階的に減額されていくという厳しいペナルティシステムです。

係制と指名

銀座の高級クラブでは永久指名制、別名「係制」と呼ばれる銀座クラブならではの独特なシステムがあります。

一般的なキャバクラやラウンジなどで見られる通常の指名制度とは根本的に異なっており、最初に来店されたお客様本人だけでなく、そのお客様が次回以降連れてこられる連れ客の方々も含めて全員が自動的に、最初に接客を担当したホステスの係のお客様として永続的に扱われる仕組みとなっています。 

参考:その他業態別の給料相場

クラブ以外の給料相場についても見ていきましょう。

ラウンジの給料

キャバクラとクラブの中間的な位置づけにある水商売の業態で、営業ノルマが課されることがなく、仕事の内容も比較的負担が軽めです。

平均的な月収は30万円から80万円程度です。

キャバクラの給料

キャバクラは現状では高級クラブの次に高収入を得ることができる業態です。

給料システムは時給制を基本としながら、それに加えて各種インセンティブが付与される仕組みで、実際に勤務した時間や成果に応じて収入が得られます。

時給の平均は3,000円から5,000円程度となっており、月収に換算すると30万円から250万円です。

スナックの給料

スナックは同伴や指名といったシステムがなく、基本的にはカウンター越しでお客様と会話をしながらの接客がメインです。

平均的な時給は2,000円から3,000円程度で、月収にすると30万円から60万円ほどです。

ガールズバーの給料

バーテンダーとしてカウンターに立ち、お客さんと会話しながら接客するスタイルの業態です。

時給相場は未経験で都内1,500円〜/地方1,300円〜、経験者では都内1,800円〜2,000円/地方1,500円〜1,700円が相場です。

勤務日数によりますが、月収は7万円から15万円程度です。

地域で大きく変わる給料相場

都心部に位置する高級店に近づけば近づくほど、より高い収入を得られる可能性が高まりますが、その一方で実力主義を重視するお店が増える傾向にあります。

以下はエリア別の給料相場です。

エリア平均日給月収イメージ特徴
銀座(東京)20,000〜35,000円40万〜100万円以上売上折半制を導入する店が多く、実力が収入に直結する。
六本木・西麻布(東京)18,000〜30,000円30万〜80万円銀座同様売上折半制のお店がほとんど。売上重視のお店が多い。
北新地(大阪)18,000〜30,000円35万〜90万円歩合制、売上制の店が多く、ボトルバックが高めな傾向にある。
地方都市(名古屋・福岡・札幌 など)13,000〜20,000円20万〜40万円日給保証があるケースが多く、未経験でも始めやすい。

まとめ

クラブの給料システムは日給制が基本で、店舗のグレードや地域によって大きく異なります。銀座の高級クラブでは売上スライド制により実力次第で月収100万円以上も可能ですが、地方都市では月収20万円から40万円程度が相場となっています。 これからホステスの仕事を始める場合、まず地方や郊外の店舗で経験を積んでから、都心の高級店へステップアップする方法もおすすめです。


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